エンジニアハック https://media-architect.co.jp/engineer 初心者エンジニア・プログラミング学習者向けの日本最大級のプログラミングメディア Fri, 29 Mar 2024 05:44:53 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=5.7.11 https://media-architect.co.jp/engineer/wp-content/uploads/2019/11/engineers-hack-1-150x150.png エンジニアハック https://media-architect.co.jp/engineer 32 32 子供向けプログラミング「Scratch」の使い方 https://media-architect.co.jp/engineer/about-scratch/ Fri, 29 Mar 2024 05:43:17 +0000 https://media-architect.co.jp/engineer/?p=1212 2020年から小学校でも必修科目となるプログラミング。
パソコン教室やロボットプログラミング教室など、子供向けのプログラミング教室も最近では多く見られるようになりました。

そんなプログラミング学習で、最もよく使われていて注目されている「Scratch」をご存知ですか?

今回は、この「Scratch」について、使い方などを説明していこうと思います。

Scratchとは

まずは「Scratch」について簡単に説明していきます。

「Scratch」は米国マサチューセッツ工科大学内にあるMITメディアラボが開発した、子供向けのプログラミング言語学習環境です。
視覚的にプログラミングを学べるということで、ビジュアルプログラミング言語と呼ばれるものの一つです。

2019年1月、Scratch 3.0が公開されており、この最新バージョンからタブレット端末での利用がサポートされるようになりました。
最新バージョンは、Internet ExplorerやOperaでは起動できません。

プログラミングというと、コードを書いて、それを実行するというのが一般的なものですが、このビジュアルプログラミング言語の「Scratch」では、プログラムの知識を必要とはしません。
すでに準備された命令文のブロックを組み合わせることでコンピューターに命令を実行させるので、直感的にプログラミングができるとされています。

実際に、多くのプログラミングの現場で使用されており、NHKのEテレで放送している「Why!?プログラミング」でも使用されています。
Scratchの対象は小学校3~4年生からとされていますが、実際には文字が読むことができれば幼稚園から年配の方まで幅広く使えるのもポイントです。

では、そんなScratch使い方を見ていきます。

Scratchの使い方

https://scratch.mit.edu/

まずは、Scratchの公式ページにアクセスします。
左上の「作る」を押すと、すぐにScratchを試すことができます。

実際にプログラミングを行う画面がこちらです。
画面は全部で5つに分かれています。

①ブロックパレット

いろいろな命令・処理のブロックが置かれています。
ここから命令するためのブロックを選択し、次のスクリプトエリアに入れていきます。

②スクリプトエリア

ブロックパレットからブロックをドラッグして、命令を配置していくエリアです。
ここにドラッグした内容が、実際にプログラムとなります。

③ステージ

スクリプトエリアで作ったプログラムが実際に動くエリアです。
作成中のプログラムを動かして確認することができます。

④スプライトリスト

プログラムに使う画像を表示するエリアです。
最初のデフォルトは猫ですが、ほかにもキャラクターを選ぶことができます。
スクラッチでは、このキャラクターのことを「スプライト」と呼びます。

⑤ステージリスト

背景の選択や変更が可能です。

スクラッチのバージョンなどによって、多少配置が違う場合はありますが、この5つの画面で構成されることに変わりはありません。

実際の使い方ですが、スプライトにさせたい行動を、①ブロックパレットから選んで、②スクリプトエリアにドラッグ(移動)していきます。
パズルのように命令文をはめることができますので、子どもでもわかりやすくなっています。うまくはめることができなければ、その命令は使えないということです。
また、白抜きになっている箇所は、変数にあたり、カーソルを合わせてクリックすると書き換えることができますので、時間や内容を変更することが可能です。

作った命令を実行するには、右上のボタンを押して全画面表示にしてから。緑の旗ボタンを押します。すると実行した通りにスプライトが動きます。

以上が、簡単なScratchの使い方になります。

その他の操作

Scratchには、使いやすくするための機能や、ほかの人が作ったプログラムを見て勉強することができる機能も備えられています。

ひらがなに変更する

一部英語ページもありますが、基本的には日本語のページになります。
もし小学校低学年の子供向けに使用したい場合は、ひらがなに直すこともできます。

左上に言語切替ボタンがありますので、そこで「にほんご」を選択してください。
この言語切替は、プログラムの作成画面からも変えることができます。

プログラムを見る

実際に、ほかの人が作り公開しているプログラムを見ることができます。
自分が作ったプログラムも、アカウントを作成して公開することができますので、ほかの人の評価を知りたいときやいい作品ができた時などは、ぜひ公開してみるといいのではないでしょうか。

アカウントの登録

アカウントを登録すると、以下のことができるようになります。

・自分の作品を、保存することができる
・自分の作品を、コミュニティサイトで公開できる
・ほかのユーザーの作品をお気に入り登録できる

もしScratchで作ったプログラムを途中でも保存しておきたいのであれば、まずはアカウントを作成しておくことをお勧めします。
生年月日とメールアドレスが必要となりますので、フリーのアドレスを取得するなどしておきましょう。

まとめ:Scratchは簡単に試せるプログラミング

いかがでしたか?
簡単にですが、Scratchの使い方を見ていきました。
Scratchは、脳トレ効果も注目されており、シニアのプログラミングとして使用されたりしています。小学校低学年では言葉の理解が難しいかもしれませんが、直感的にできるのが、Scratchの特徴でもあります。
動かすプログラムのパターンのカードなど、いろいろサンプルもありますので、ぜひ一度チャレンジしてみてはどうでしょうか。

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【実体験から語る!】エンジニアのリモートワーク、やり方やポイントは? https://media-architect.co.jp/engineer/engineer-remote-work/ Fri, 29 Mar 2024 05:24:48 +0000 https://media-architect.co.jp/engineer/?p=1200 リモートワークという仕事の手段を知っていますか?
最近話題の働き方改革でも推進されているリモートワークは、注目されている働き方であり、大手企業でも取り入れて実践しているところは多くあります。

このリモートワークは、エンジニアにも可能な働き方です。むしろ、エンジニアの種類によってはリモートワークに向いているといえます。
このリモートワークですが、種類としては2種類の分類することができます。
会社や組織に所属していることが前提になるリモートワーカーとしての働き方と、所属していないフリーランスとしての働き方です。

今回は、私自身が実際にやっている会社に属するリモートワーカーとしての視点から、リモートワークのやり方を見ていきたいと思います。

リモートワークエンジニアとは?

そもそもリモートワークエンジニアとは、どういう働き方になるのでしょうか。

リモートには「遠隔」という意味がありますが、リモートワークとは、「時間や場所に縛られない働き方」のことで、職場から離れて自宅などで仕事をすることをいいます。会社に出勤して仕事をすることが当然ではなく、自宅やカフェ、コワーキングスペースなどで仕事ができる働き方です。

会社に所属していると、チャットなどで会社と連絡をとったりMTGをしたりすることもありますが、基本の作業自体は自宅などで行います。書類のやり取りや成果物の提出は、ファイル共有サービスなどでアップをします。
場合によっては、週に何回か、会社に行くこともありますが、基本は自宅での作業になるのが、リモートワークの働き方です。

リモートワークのメリット・デメリット

では、リモートワークエンジニアのメリットやデメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。

リモートワークのメリット

まずメリットとして、リモートワークの特徴でもありますが、働く場所や時間に制約されることがありません。好きな時に好きな場所で仕事ができるので、用事があっても空いている時間を使って作業をすれば問題ありません。

私も子育て中のワーキングママとして仕事をしていますが、子どもが病気で熱を出した時には病児保育に預けたり、預けることができなければ仕事を休まなくてはいけなくなります。預けることができても遅刻になってしまって給与が減るということも多々あります。
ここ数年ですと、台風などで通勤手段がどうなるのか、という心配をすることも増えてきています。
そんな場合でも、自宅で子供を見ながら空いている時間で仕事ができるということで、休みの時など、時々リモートワークで自社から仕事を請け負っています。

また通勤時間という概念が存在しないので、作業時間を効率よく使うことができます。

フリーランスとの一番の違いは、企業に雇用されている状態ですので、自宅等で作業しながらも、安定した収入が可能です。また、税務関係の手続きなども会社がしてくれます。
企業側としても、交通費や設備費・電気代等が浮くというメリットがあります。

リモートワークのデメリット

デメリットとしては、自由度が高いとは言っても、会社の業務を行うことになりますので、テレビ会議や打ち合わせなどには対応しなくてはいけませんし、必要があれば会社に出向くこともゼロではありません。仕事も、やりたくないという個人希望は通りません。
また、昼間に予定があったりすると夜に作業をしたりすることも多く、仕事とプライベートの線引きが曖昧になる傾向があります。
チーム作業だとしても、自宅ではもちろん一人なので、何か困ったときにすぐ質問をすることができないことも多く、ある程度の解決能力は必要となります。
1人で仕事をしている分、孤独感を感じるリモートワーカーも少なくありませんし、自分自身でそれなりの解決と判断をする必要があります。

リモートワークをやるのに必要なもの

リモートワークをする上で、ネット環境はもちろんですが必要なものは何があるのか、見ていきたいと思います。

連絡手段を準備する

リモートで作業をしますので、打ち合わせなどをしたり書類のやり取りをしたりと、チャットツールは必要不可欠です。
有名なものだと「ChatWork」や「Skype」などがあげられます。「LINE」を使用すること頃もあります。
テレビ電話を想定するのであれば、カメラ付きのPCを準備したいところですね。

ファイル受け渡し

業務に必要なファイルの送受信には、「GoogleDrive」や「DropBox」などのファイル共有サービスを使用します。また、Googleスプレッドシートで情報共有をすることもあります。

開発環境

画像の加工や修正であれば、PhotoshopやIllustratorなどの画像加工ソフト、システム開発であれば開発環境など、必要に応じてパソコンに設定を入れる必要があります。

リモートワークにおすすめなエンジニアの職種

エンジニアにもインフラ系の仕事やネットワーク関連の仕事を得意とするエンジニアもあります。そんなエンジニアがリモートワークで仕事をする上でおすすめなのは、WEB系エンジニアとしての仕事です。

ホームページ作成やWEBシステムの開発は、開発の環境もインターネット上で作れますので、一番リモートワークとしてやりやすいといえます。
WEBシステムの開発は、先方の環境を使用したりサーバーに環境があったりするので、先に述べたリモートワークに必要なものとして、開発環境が不要なことも多いです。
フリーランスの募集を見ていても、HTMLやPHP、RubyなどのWEB系言語を使ったシステムの求人は多いのが現状です。

実際に私も、会社ではWEB系のWordPress構築やホームページ作成、WEBシステムの構築をメインとしていますので、リモートワークは受けやすいです。
自宅からWEBサーバーにFTPで接続すれば、修正や開発なども自由にできます。

もしこの記事を読んでいる方がリモートワークエンジニアを目指しているのであれば、WEB系の言語を学習・習得することをおすすめします。
上級者向けにはなりますが、Phytonなどもこれからは需要が増えるので、いいのではないでしょうか。

まとめ:リモートワークはエンジニアにおすすめ

以上、リモートワークエンジニアという働き方を紹介してきました。
最初からリモートワークを目指して会社に入るというのはやはり厳しく、数年は開発経験を積む必要があります。
リモートで作業をするということは、人にすぐに頼ることができませんので、それなりの知識を持っていないとプログラミングが進まないからです。質問しても返事がすぐに来るわけでもなく、かといって、そこで手を止めるわけにはいきません。
とはいえ、会社に出社せずに仕事ができるリモートワークは、効率よく仕事ができることは間違いありません
リモートワークのメリット・デメリットを理解したうえで、会社が導入してくれる場合は、ぜひその制度を活用していきましょう!

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セキュリティエンジニアになるには?セキュリティ関連資格一覧を一挙紹介 https://media-architect.co.jp/engineer/securityengineer-qualification/ Fri, 29 Mar 2024 04:50:49 +0000 https://media-architect.co.jp/engineer/?p=172 情報セキュリティの分野は、国内でも先進技術分野のひとつとして技術者の不足が懸念されており、それだけに人材市場でもニーズの高い分野です。

セキュリティはネットワークやサーバー、OSなど様々なIT知識を有し、かつセキュリティという専門分野が必要であるため学習が難しくなります。

資格試験は体系的に知識を網羅できるため、学習としても、また自分の知識をアピールする上でも効果的です。

それでは、セキュリティ関連の資格を見ていきましょう。

IPA(情報処理推進機構)で実施されている国家試験

国家資格

IPA(情報処理推進機構)では、国家資格としてセキュリティ技術者の資格を定めています。

IPAの資格分野は、スキルの認定制度の変化によって資格の名称が変わることも多いため、他の資格や過去の資格名称と混同しないよう注意が必要です。

情報処理安全確保支援士(登録セキスペ)

「情報処理安全確保支援士」は、サイバーセキュリティのスペシャリストを認定する資格です。

セキュリティリスクを分析・評価し、組織の事業、サービス及び情報システムの安全を確保するセキュリティエンジニアや、技術・管理の両面から有効な対策を助言・提案して経営層を支援するセキュリティコンサルタントを目指す人に最適な資格です。

セキュリティ系の国家資格では最も難易度の高い資格のひとつで、資格保有者は人材市場でも非常に高く評価されます。

それだけ難易度も高いですが、スペシャリストを目指す人ならぜひ挑戦したい資格です。

システム監査技術者

「システム監査技術者」は、情報システムにまつわるリスクを分析し、コントロールを点検・評価・検証するための知識や技術を有することを表す資格です。

監査人や情報システム責任者などを目指す人が主には目指す資格ですが、セキュリティコンサルタントの中にも取得者が多くなっています。

システムの抱えるリスクには脆弱性や情報の管理フロー、内部統制など、セキュリティとも共通している部分が多いため、セキュリティ技術者が業務の幅を広げるために取得することがあります。

情報処理安全確保支援士と比較すると、情報セキュリティだけでなく業務プロセスの中でのシステムのリスク改善をトータルでフォローする内容となっています。

その他

セキュリティに特化したものではありませんが、「基本情報技術者」「応用情報技術者」といった基礎的なIT知識を認定する資格でもセキュリティは必須の項目になっています。

また、「ネットワークスペシャリスト」「データベーススペシャリスト」などのスペシャリスト試験でも、専門分野におけるセキュリティは必須項目になっています。

民間の認定資格

民間資格

セキュリティ関係の資格は、民間でも多く見られます。

民間の認定資格では、国家資格と比較して範囲が限定されていることが多いです。

情報セキュリティ管理士

「情報セキュリティ管理士」は、一般財団法人全日本情報学習振興協会が設けている民間資格です。

情報セキュリティについて体系的に網羅しており、専門のエンジニア職だけでなく、社内SEや総務職など広くセキュリティに関わる人向けの内容・難易度になっています。

IPAの基本情報技術者とレベルは同程度で、試験範囲がセキュリティに絞り込まれています。

個人情報保護士

「個人情報保護士」も、全日本情報学習振興協会の認定資格で、こちらは個人情報の管理に絞った知識やスキルの認定試験となっています。

個人情報保護の関連法規や、個人情報についての正しい理解や取扱い、個人情報を保護するための組織やシステムの仕組みについての知識を修得できます。

また、資格を取得すると「上級個人情報保護士」「個人情報保護監査人」など上級の認定資格にも挑戦することができます。

その他ベンダー資格

その他、ITベンダーの提供する資格ではシスコシステムズの「シスコ技術者認定(セキュリティ」や、CompTIAの「CompTIA Security+」、ISACAの「CISM(公認情報セキュリティマネージャー)」などがあります。

これらは実施団体が国際的な企業や組織であるため、国際的な基準でのセキュリティの知識や技術があることを証明してくれます。

現代ではサイバー攻撃が国境を超えて行われているため、国際的な知識・技術があることで、高く評価されるでしょう。

企業が取得できる資格

企業

セキュリティ関連の資格の中には、個人ではなく企業や組織で取得できるものもあります。

プライバシーマーク

プライバシーマークは、通称「Pマーク」と呼ばれ、企業などの組織が適切な個人情報保護体制を作っていることを示すものです。

組織として適切なシステムや組織、ルールが作られ、教育を通して個人情報が適切に運用管理されていることを第三者機関が確認するものとなっています。

ISO27001

国際的な品質保証マネジメントの規格であるISOの中で、特に情報資産の管理に関して扱うのがISO27001です。

情報セキュリティのリスクアセスメントや対応を主な目的としており、組織としての情報保護の仕組みづくりを問います。

国際規格であるため、海外企業との取引で必要になる場合もあります。

セキュリティ資格まとめ

まとめ

セキュリティ関連の資格は非常に多いですが、幅広い知識を求めるならIPAの国家資格、業務上専門化していくなら業務で使うことのあるベンダー資格がおすすめです。

セキュリティ人材は今後さらに、需要が高まると言われています。

今からセキュリティエンジニアなどのセキュリティ人材を目指す方、キャリアアップを目指す方は、将来的に需要がさらにあがるのを見越して勉強しておくべきかと思います。

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さくらのレンタルサーバーの特徴と評判 https://media-architect.co.jp/engineer/rental-server-of-sakura/ Fri, 29 Mar 2024 04:44:16 +0000 https://media-architect.co.jp/engineer/?p=1434 プラン数も多く、ランニングコストが安いことで有名なさくらのレンタルサーバー。

さくらのレンタルサーバーは、レンタルサーバーの老舗ともいわれており、その運用実績は信頼できる長さを持っています。

今回は、そんなさくらのレンタルサーバーの特徴と評判を見ていきたいと思います。

さくらのレンタルサーバーの基本情報

安いにも関わらず、高機能で高速、ホームページを運用するうえで必要な機能が十分にそろっていると、利用者からは高評価を得ている、さくらのレンタルサーバー。

こちらのプランですが、「ライト」「スタンダード」「プレミアム」「ビジネス」「ビジネスプロ」「マネージド」という全部で6種類のプランが用意されています。
今回は、ライトからビジネスプロまでを比較してみようと思います。

プラン名 初期費用 月額費用(税抜) 年間一括
ライト 1,048 円 131 円 1,571円/年
スタンダード 1,048 円 524 円 5,238円/年
プレミアム 1,048 円 1,571 円 15,714円/年
ビジネス 5,238 円 2,619 円 26,191円/年
ビジネスプロ 5,238 円 4,714 円 47,143円/年

一番安いライトプランは、個人でホームページを運営したいという方向けです。
ただ、ライトプランは、安い分、使用できる機能にも限界があります。
企業や、ある程度の規模のサイトを運営したいという場合は、スタンダードプラン以上を契約することをおすすめします。

年間一括払いを選ぶと、ライト以外のプランは2ヶ月分の料金がお得になります。ほかのレンタルサーバーよりも初期費用も安くなっています。

また、後にも説明しますが、さくらのレンタルサーバーは、プランの乗り換えの手続きが大変です。そういう意味でも、ある程度の「余裕を見たプラン」での契約がいいですよ。

どんなものか試してみたいという方には、さくらインターネットには2週間のおためしプランがありますので、いろいろ試してみることもできます。

さくらのレンタルサーバーの特徴

では、さくらのレンタルサーバーの特徴にはどのようなもの上がるのかを、見ていこうと思います。

幅広いプラン

まず第一に挙げられるのは、初心者から上級者、個人から法人まで、さまざまなプランが用意されています。個人からビジネス用途まで、幅広いユーザーに対応しています。

個人的なおすすめとしては、一番人気とされるスタンダードプランです。

スタンダードプランは、月額524円で、Wordressから無料SSLまで使用できます。容量も100GBまで使用可能です。

私もこのスタンダートプランを使用しました。美容系のブログサイトでしたが、特に問題なく運用できていました。管理画面もシンプルでわかりやすかったです。

サポートが手厚い

また、全プランでメールと電話でのサポート対応があり、メールに関しては土日も受け付けてくれています。いつでも無料で質問できる、という安心感は大きいです。

他にはないバックアップ&ステージング機能

初心者にはあまり関係ないかもしれませんが、さくらのレンタルサーバーには、バックアップ&ステージング機能というエンジニアにはうれしいサービスがあります。

バックアップ機能は、スナップショットという形で、レンタルサーバー上のホームページのコンテンツなどを保存できます。
ステージング機能は、ホームページの一時的なテスト用に使えます。

WordPressのホームページなどは、バージョンアップも頻繁にありますし、テーマの編集やプラグインの導入など、公開しているホームページに影響が出てしまう作業が多くあります。バックアップ機能でとったスナップショットを利用して、ステージング環境でそれを動かして試すということができます。

慣れるまで手順は少し大変ですが、それでも本番に影響なく動作確認ができるというのは嬉しい機能ですし、機会があればぜひ使ってみたいところです。

ただ、この機能は一時的に使用する目的のもので、長期間のテスト環境として使用できるものではありませんので、そこは間違えないようにしたいところです。

さくらのレンタルサーバーの評判

コスパという点から考えると、個人や小規模な企業におすすめしたいサーバーです。

ある程度の規模の会社やブログサイトの運用などを考えている場合は、機能面や容量で不足なところが出てくることも多いので、エックスサーバーなどのほかのサーバーのほうが良いかもしれません。

そんな難しい使用方法をしないのであれば、さくらのレンタルサーバーでむしろ十分すぎるぐらいだと思います。

お試し期間にも無料のサポートがついているので、わからないことはすぐに聞けるのが大きなメリットです。
このサポートについては、酷評しているところも多いですが、私自身がドメイン関連で利用したときは、親切に対応してもらえました。こればかりは、担当者と内容次第、というところかもしれません。

独自ドメインを取りたい場合に、さくらインターネットの独自ドメインは、割高になる傾向があり、ドメインだけはお名前.comやムームードメインといったドメイン取得会社でとる方が安く上がります。
ただ、他社ドメインの設定作業が必要になりますので、その手間を考えると、さくらのインターネットの独自ドメインをとってもいいかもしれません。

一番のデメリットとしては、一度契約したプランを別のプランに変更したい場合に、再契約という形になってしまい、ホームページのデータなどもすべて移行作業をしなくてはいけないというデメリットがあります。
プランを上のプランにしたい場合でも、同じことですので、最初に選択するプランは少し慎重に選ぶ必要があります。

管理画面については、いくつかレンタルサーバーを見ているエンジニアとしてはシンプルで分かりやすいと思っていますが、分かりにくいという人もいますので、このあたりも、サポート同様、個人差になるのかと思います。

レンタルサーバーに関しては、下記の記事でも紹介していますので、比較してみてください。
[nlink url=”https://media-architect.co.jp/engineer/rental-server-recommended/”]

まとめ:コスパ重視の方にはおすすめ

いかがでしたか?さくらのレンタルサーバーの評判と特徴を見てみました。

他にも人気のレンタルサーバーはいくつかありますが、さくらのレンタルサーバーのおすすめできる一番のポイントは、はやりそのコスパです。

できるだけ安く、ある程度の高速なサイトを望んでいる方は、ぜひ一度使用を検討してみてはいかがでしょうか。
まずはお試しプランで2週間使用してみて、使い勝手を見てみてください。

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必要なスペックは?プログラミングにおすすめのPCの選び方 https://media-architect.co.jp/engineer/recommended-pc/ Fri, 29 Mar 2024 04:12:00 +0000 https://media-architect.co.jp/engineer/?p=1191 スマホが普及したとはいえ、まだまだパソコンの需要がなくなることはありません。
インターネットや画像修正など、自宅にパソコンを持っている人は多いと思います。少なくとも一家に一台はパソコンがあるのではないでしょうか。

日常で使っている分には、それほどパソコンの性能について意識することはないかと思います。しかし、プログラミングを行うとなると、そういうわけにもいきません。
パソコンがどのような性能を持っているかによって、プログラムを作成する時間や効率が大幅に変わります。

では、これからプログラミングをする場合、どのようなパソコンを選べばいいのか、今持っているパソコンを買い替える場合にどういう基準で選んだらいいのか。

パソコンの選び方とおすすめのパソコンについてまとめていこうと思います。

目的別でみるパソコンの種類

自分が目的とする、作りたいものは何なのか。
それによってパソコンの種類が決まる場合があります。

OSの種類

パソコンには2種類のOSがあります。OSというと一瞬悩む人もいるかもしれませんが、簡単に言うとWindowsかMacかという選択です。

これからRubyを勉強しようとしている人や、iOSアプリの開発を行おうと思っている人には、Macがおすすめです。
iOSアプリの開発にはApple社が開発した統合開発環境の「Xcode」を使用することになります。この「Xcode」のインストールはMacでしかできません。また、Rubyに関しては、Macはインストール済みなので、インストールの手間が省けます。

Ruby以外の開発言語や、PCゲームの作成が主であれば、Windowsを選んで問題ありません。
むしろ、WEBシステムやホームページの作成であれば、Windows環境を選択することをおすすめします。

ノートパソコンかデスクトップか

プログラミングという点に関しては、デスクトップとノートパソコンのどちらを選択しても問題はありません。
フリーランスで働くことを想定していたり、パソコンを持ち歩くことが多い場合は、ノートパソコンを選択することになります。
デスクトップの利点は、キーボードやマウスなどの周辺環境にこだわりたい場合や、機能拡張ができる点にあります。また、同じスペックで比較すると、デスクトップのほうが安く手に入ることの方が多いのが現状です。

パソコンを選ぶポイント

パソコンを選ぶ際に重要なのは、自分の使いたい用途に合った性能を持っているパソコンを選ぶ必要があります。
また、プログラミングをする上で、最低限必要なスペックというものがあります。
これはWindowsやMac関係ありません。

メモリの容量は?

開発を行う場合、開発環境と実行環境を同時にパソコン内で動かすことがほとんどです。メモリが少ないと、プログラムを実行が難しくなりますので、基準として最低でも8GBはメモリを確保するようにしましょう。

CPUは?

CPU(中央処理演算装置)は、人間でいうところの脳にあたります。CPUの性能が高ければ、より複雑な演算処理を行うことができます。

有名なのは、Intel社が販売している「Core i」シリーズです。i3、i5、i7があり、数が大きいほうが性能が高くなります。また、この性能は金額にも比例します。
日常的に使用する程度であればi3でも構いませんが、プログラミングや画像編集などを行う場合は、金額面から見てもi5を選ぶことをおすすめします。

ストレージの種類は?

データを読み書きするためのストレージは、SSDとHDD(ハードディスク)に分かれています。
SSDのほうが、HDDより高速に処理を行えますので、プログラミングをするのであればSSDのほうがおすすめです。金額は高くなりますが、HDD+SSDという両方の組み合わせを持ったパソコンもあります。
容量としては最低256GBは確保しておきましょう。

Officeは?

プログラミングに欠かせないのが、プログラムの仕様書や定義書です。
また、顧客へのプレゼンなどでパワーポイントを使用することもありますので、フリーのソフトもありますが、OfficeのExcelとWord、PowerPointは、最低限パソコンに入れておくことをおすすめします。

ディスプレイは?

画面が小さいと、プログラミングがとてもやりづらくなります。
開発用の環境と仕様書のエクセルを開いて同時に作業したり、テキストエディタを立ち上げたり、ウェブで調べ物をしたりと、並行したい作業も多いです。
一般的に、プログラミングをする上で最低限必要な画面サイズとして、13インチ以上、できれば15インチあれば、見やすさがあがります。
画素数はフルHD(1920×1080ドット以上)がいいですよ。

デスクトップパソコンにすれば、画面サイズも大きいディスプレイを選択することもできます。また、ノートパソコンでも、外部出力でディスプレイをつなぐことで広く画面を使うこともできます。

おすすめのPC3選

では、プログラミングにおすすめのパソコンを3つ紹介していこうと思います。

MacBook Pro

MacOSを搭載しているAppleのノートパソコンです。
iOSアプリの開発はもちろん、初期状態でPHPやRubyの環境やWEBサーバーもがンストールされています。
サイズは13インチと15インチがあり、15インチのCPUはCore i7になっています。

MacBook Pro(Core i5/13インチ/メモリ8GB/ストレージ128GB)
Apple公式サイト

HP Spectre x360

HP(ヒューレットパッカード)はアメリカに本社を置く世界シェアNO.1のメーカーです。
性能の高さと価格の安さから、コスパを求める人におすすめです。

「HP Spectre x360」は、CPUがCore i5またはCore i7、メモリも最大16GB搭載しています。ディスプレイを取り外してタブレットして使えるタイプなので、ちょっとした持ち運びにも便利です。
いくつかモデルがありますが、キャンペーン期間に買えば10万前後で購入できたりクーポンがあったりと、コストパフォーマンスもとても良いノートパソコンです。
クーポンでOfficeが安く手に入るのもおすすめのポイントです。

HP Spectre x360(Core i7/13.3インチ/メモリ16GB/ストレージ512GB)
HP公式サイト

Dell XPS 13

DELLは受注生産方式でカスタマイズできるのが特徴です。

この「XPS」シリーズは、スタイリッシュなデザインと高パフォーマンスが特徴です。最小重量も1.8kgからと薄くて軽量のノートパソコンです。
別のモニターに出力するためのHDMI端子がないため、別売りのUSBポートをHDMIに変換するアダプタなどを購入する必要があります。

Dell XPS 13(Core i7/13.3インチ/メモリ8GB/ストレージ512GB)
Amazon

まとめ:目的と用途に合ったパソコンを選ぶ

いかがでしたか?
プログラミングをするとなると、ある程度のスペックがないと、開発作業自体がうまく進まずストレスを抱える結果になってしまいます。
価格も重要だとは思いますが、自分の目的と用途に合ったスペックを持つパソコンを選ぶようにしましょう。

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【エンジニアが語る】現場でのトラブル体験談 https://media-architect.co.jp/engineer/trouble-experiences/ Fri, 29 Mar 2024 03:55:35 +0000 https://media-architect.co.jp/engineer/?p=1530 プログラマーになって10年ほどになりますが、これまでにいくつかの現場を経験しました。
社内で請負で仕事をすることも多いですが、現場でも社内でも、仕事をする上で経験することに変わりはありません。

今回は、そんな現場での体験談の中から、現場でのトラブルに関する体験談を見ていこうと思います。

現場でのトラブル体験談①炎上

炎上、と聞くとまずは火事を思い浮かべるかもしれません。SNSをやっている人だと、発言に対して批判が集中するという意味で聞いたことがある人も多いと思います。
IT業界でいうところの炎上とは、予算や納期が間に合わなくなることで、そうなったプロジェクトのことを「炎上プロジェクト」と呼びます。

予算より、一般的に多いのは納期が間に合わない方でよく使われる炎上プロジェクト。
この炎上プロジェクトにぶつかると、納期を間に合わせるためにいろいろな策がとられます。赤字覚悟での人員投入や、徹夜残業の発生。そして、それまで携わっていなかった人間が途中からすぐに作業するということも厳しいため、どんどん遅れていく、という悪循環になっていきます。

新人で、入った現場がこの炎上プロジェクトになり、耐え切れずに最終的に辞めた同期がいるぐらい、炎上プロジェクトは過酷です。その同期は新人だったので、もちろんそこまで無茶な残業などは要求されませんでしたが、先輩たちの様子を見て、続けるのは厳しいと判断したとのことでした。

私自身が炎上プロジェクトに出会ったときは、入れ替わりで、空いている人員を昼間の仕事を終えてから夜に手伝いに来てもらったり、終電を通り越してタクシーで帰る日々が続いたりということもありました。

プログラマーがかっこいいというイメージを抱いている人も多いために、そのギャップについていけない人も多いようです。フリーランスでやっている場合は自由がききますので、楽にできる点も多いと思いますが、現場に入るとなるとそうもいきません。

では、なぜこのような炎上という状態になるのでしょうか。

プロジェクトにはもともと予算と納期が存在します。どれだけ余裕を見たとしても、まず予算の範囲内でやる必要性があります。そして、作ったものがすぐに動くことはなく何度もテストを売り返して修正を行います。さらには仕様に変更があったり、要素が積み重なっていきます。お客様の希望が第一ですので、どこまでそれをかなえるかのジャッジも必要になります。
そして、スケジュールを組みなおすのですが、あくまで予算というものがある以上、限界があります。そして、炎上プロジェクトになってしまうという結果ができるんですね。

出会うに越したことはない炎上プロジェクトですが、そういうことも多々ありうるということは念頭に置いておいた方がいいと思います。

現場でのトラブル体験談②データ消去

あまり思い出したくない体験ではありますが、プログラムの開発でよく使用するのがデータベースであり、それを操作するのがSQLというデータベース言語です。
MySQLやOracleなどいろいろな種類がありますが、そのSQL文を書き間違えて、マスタと呼ばれる基本のテーブルデータを1つ丸ごと消してしまったことがあります。

データを1行消したいときには、その行を条件として指定するのですが、その条件を付け忘れて、全データを消してしまうというミスです。幸い、直前ではないにしてもデータのバックアップがあったことで事なきを得ましたが、お客様やその消したデータの内容によっては、取り返しのつかないことになるミスです。

トラブル、というほどの騒ぎにはなりませんでしたが、二度としたくない体験の一つとして、気を付けるようにしています。

現場でのトラブル体験談③仕事がない

現場で仕事をする場合、時にはその案件が待ち状態になったり、あるいは細かい仕事をいくつかするようなこともあります。自社にいる場合は、手が空いているときに何か手伝えることがないか仕事を探すことができますが、現場だとなかなかそうもいきません。
仕様の確認やテストの確認などで、やれる作業がなく待ち状態が長くなってしまったりすることも多くあります。

そういう時に、いかに時間を有効的に使うかというのが、大事になります。

作業がないからと言って遊んでいたり休んだりするわけにもいきませんので、その時間を使って勉強をするなり他の仕事が探せるのであれば声かけをして探すことになります。

現場によっては、自由にインターネットが許可されていない場合などもありますので、ネットでいろいろ調べて時間をつぶすということができない場合もありますので注意が必要です。
試験勉強などをするのが一番効率がいい時間の使い方かもしれませんね。

現場でのトラブル体験談④セキュリティ問題

これは私ではなく、実際にほかの人であった体験談です。

自分の担当分が終わらずに仕事を自宅に持ち帰って作業をしようとしたエンジニアがいました。

情報漏洩などで世間がにぎわっていますが、セキュリティ面を含め、これは基本的にはしてはいけないことです。あくまで作業は現場で行うものであり、受託などで自宅での作業が認められている場合を除いて、やってはいけないことです。

会社を巻き込んでの大騒ぎになり、当然その人は現場を離れることになりました。
納期を守ることも大事ですが、そのために決められたルールを守らないのはもっと問題だというトラブル体験です。

大手企業の情報漏洩などもよく流れてきますが、情報の管理などはとても厳しく見られます。スマホをロッカーに入れて持込出来ない現場などもおおくありますので、セキュリティについては常に気をつけるようにしておきましょう

まとめ:トラブルはどこでも起こりうる

私自身が体験したり聞いたりしたトラブルをいくつか挙げてみました。
このほかにも、現場に出るということは、新しい人間関係の中に入ることになりますので、対人関係をうまく築けないと、トラブルになりやすいともいえます。私はこのパターンはなかったので除外しますが。

IT業界はかっこいいだけの職場ではなく、トラブルや大変なことも多い職業なのだということを少しでもわかってもらえればと思います。

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WEBエンジニアから見たXserverの使い勝手と評判 https://media-architect.co.jp/engineer/xserver-reputation/ Fri, 29 Mar 2024 03:27:29 +0000 https://media-architect.co.jp/engineer/?p=1261 レンタルサーバーのおすすめサイトを見ると、大体どこでも上がってくる有料のレンタルサーバーの一つに「Xserver」があります。

このXserverとは、どのようなサーバーで、サービスにはどのようなものがあるのか。

ホームページ関連の仕事をするようになってからは、Xserverの利用頻度が増えたエンジニア利用者として、その評判を紹介していこうと思います。

エックスサーバーとはどんなサーバー?


Xserverは、「高速かつ高機能、稼働率99.99%以上の高い安定性で、業界トップクラスの高コストパフォーマンス」をうたい文句とする有料のレンタルサーバーです。

個人・法人問わず利用でき、また実際に様々な職種の利用者も多く、ブログやアフィリエイト・企業サイトなど幅広く対応しています。

試してみたい方には、全サーバープラン10日間の無料お試し期間が付いています。

容量が多い

一番安いX10プランでディスク容量は200GBと大容量。
最大で400GBまでのプランがあります。

インストールや設定が簡単

WordPressやEC-CUBE3もボタン一つでインストールできる簡単インストール機能があります。

また、サイトの移行を考えている方のホームページがWordPressの場合。XserverにはWordPress簡単移行機能があるので、他社からのホームページ移行を行う場合に、いくつか自分での設定はもちろん必要ですが、比較的簡単に移行できます。
私も何度かお世話になっています。

バックアップ可能

Web・メールデータ「過去7日分」、MySQLデータベース「過去14日分」を「自動でバックアップしてくれるので、何かあった時にも安心です。

便利な機能が多い

マルチドメインは無制限、独自SSLが無料というのも、複数サイトの運営を考えているサイト運営者には欠かせないポイントです。
FTPアカウント数も無制限なので、何人かで共有しての管理も問題ありません。

キャンペーンでお得

2019年10月現在、11月末までにレンタルサーバーを申し込むとドメインが1個0円(更新料もなし)というサービスをしています。このドメイン無料サービスは定期的に行われていますので、利用するのがおすすめです。
ただし、どんなドメインでもいいわけではなく、多少の限定はありますが「.com」や「.net」などが選べます。
サーバーと一緒にドメインの契約も考えている方にはこれは本当におすすめです。

エックスサーバーを見てみる

エックスサーバーのプラン

大きく3つのプランがあります。内容の一番大きな違いはディスクスペースの容量です。
個人や企業のホームページ作成であれば、X10プランで十分です。

契約期間は、「3ヶ月」「6ヶ月」「12ヶ月」「24ヶ月」「36ヶ月」から選ぶことができます。
長期で契約するほど、単価はお得になります。

プラン名 初期費用 年額(12か月) ディスク容量
X10プラン  3,000円 15,000円(税込16,500円) 200GB
X20プラン 3,000円 27,000円(税込29,700円) 300GB
X30プラン 3,000円 51,000円(税込56,100円 400GB

エックスサーバーの使い勝手

私は仕事では、Xserverを使用していますし、お客様への提案にもXserverを紹介しています。

個人経営の会社から社団法人、美容系のホームページ作成や、社内のグループウェア、1000人程度の会員管理システムなどをエックスサーバーで開発・運用した例があります。

個人法人、用途を問わず紹介しやすい理由としては、エックスサーバーのネームバリューもありますが、ほかにも以下のような理由で紹介しています。

・長く運用されていて信頼がおけるサーバーである
・管理パネルも見やすく管理がしやすい
・PHPがすぐに使えるのでシステムの構築がすぐにできる
・WordPressやEC-CUBE3もボタン一つでインストールできる

など、ホームページ作成やシステム構築に困らない機能が搭載されているのが理由です。

上記のような、一般の企業や個人・会員システムなどでも、サイトのレスポンスや表示も遅いとい感じることはなく、負荷もほとんどありませんし、ストレスを感じることもほぼありません。
サーバーのメンテナンスは早朝が多いので、運用する上でメンテナンスの影響を受けることもありません。

とはいっても、デメリットもあります。一つはサーバーの金額としてはそんなに安くないことと、もう一つはサポートの対応がいまいちなことです。
メールの転送がうまく届かなくて問い合わせをしたときに、「調査します」という返答が着た後、その調査結果がなかなか来ず、こちらから催促してようやく届いたけれど、結局解決できなかったときがありました。
ただ、サポートに関しては24時間受け付けていますので、問い合わせる内容が難しいものでない場合は別段問題ないかと思います。

それでも、普通に運営する上では、使いやすいサーバーです。

エックスサーバーを見てみる

まとめ:Xserverの評判は悪くない

Xserverを実際に利用している立場として、どのようなサーバーかを紹介してきました。

ネットで検索しても評判は悪くなく、個人法人どちらでも自由に使えます。
コスパは他のレンタルサーバーに比べて安いとはいえませんが、費用対効果で、金額に見合うだけのサービスはついていると思います。

レンタルサーバーを検討している方には、Xserverを選択肢としてみてはいかがでしょうか。

そのほか、レンタルサーバーについての記事は以下にもまとめています!

[nlink url=”https://media-architect.co.jp/engineer/rental-server/”] [nlink url=”https://media-architect.co.jp/engineer/rental-server-recommended/”] ]]>
CSSってどんな勉強をしたらいいの?おすすめの勉強法3選! https://media-architect.co.jp/engineer/study-css/ Fri, 29 Mar 2024 03:10:42 +0000 https://media-architect.co.jp/engineer/?p=62 文字やタブなどWebサイトのデザインを作成するマークアップ言語がCSSです。

CSSを勉強すると、おしゃれなWebサイトやかっこいいWebサイトが作れるようになります。

また、Webサイトを作るときに必要なHTMLを理解するのにも役立ちます。

CSSを勉強するならできるだけ効率よく勉強できるようになりたいですよね。

ではCSSの勉強法はどのようなものがあるのでしょうか。

CSSの勉強法は、スクールで丁寧に勉強するもの、書籍で基礎から勉強するもの、Webサイトで実践的に勉強するものがあります。

どの勉強法も基礎から勉強することができます。

この記事ではおすすめのCSS勉強法をご紹介しているので、自分にあったものを選びましょう。

1.丁寧にCSSを勉強するならスクールがおすすめ

スクール

プログラミングをすること自体が初めてならスクールに入ってCSSを勉強することをおすすめします。

スクールを使って勉強するメリットは、カリキュラムが作られているためレベルに合わせてCSSを学べることです。

CSSを勉強していて困ったことがあれば、チャットなどで直接講師に聞くことができます。

このように、CSSの勉強が進めやすい工夫がされているため、初めてプログラミングする人でも挫折することなく勉強ができるでしょう。

現在、CSSを勉強できるスクールの中から「TECHACADEMY」と「Winスクール」を紹介します。

この2つのスクールは、インターネット上で勉強をするオンラインスクールと実際にスクールに通って勉強をするオフラインスクールに分かれています。

TECHACADEMYは、オンラインスクールとなっており、カリキュラムに合わせて勉強をします。

CSSの勉強が初めてでも困らないように、ソフトウェアのインストールから入るため安心です。このTECHACACEMYの特徴は、困ったときにはチャットですぐに質問ができることです。

サポートの時間内であれば、すぐに質問に対する回答が得られます。

場所や時間を問わず勉強できるため、地方の人や日中忙しい人でも利用できるでしょう。

Winスクールは、直接通って勉強をするオフラインスクールになります。

個人レッスンであるため、一対一でCSSの勉強ができ、生徒の理解に合わせて進めることが一番のメリットです。

また、パソコンやソフトが教室に用意されているため、新たに機材を用意する必要がありません。

2.Webデザインの基礎からCSSを勉強するなら書籍がおすすめ

書籍_勉強

CSSはWebサイトのデザインをプログラムするため、プログラムだけでなく、Webデザインも勉強しておくと役立ちます。

そこで、Webデザインの基礎から勉強をしたい人におすすめなのが、書籍を使って勉強をすることです。

書籍を使って勉強をすると、Webデザインの基礎だけでなく、HTMLとの関係なども合わせて勉強することができます。

さまざまな種類がある書籍の中からおすすめのものは、「Webデザインの新しい教科書」と「HTML5&CSS3デザインブック」です。

どちらもCSSを学ぶのに適したものとなっており、この書籍一冊でCSSの基礎を理解することができるでしょう。

「Webデザインの新しい教科書」は、インターネットの歴史から始まりHTMLとCSSの基礎を学ぶことができます。

Webサイトを作成するだけではなく、公開してから運用するまでを取り扱っているものです。

プログラミングが初めての人でも取り組みやすいように、プログラムが少なく工夫されているため、挫折することなく進められます。

「HTML5&CSS3デザインブック」は、別のプログラムを学んだことがある人だと取り組みやすいものになっています。

「Webデザインの新しい教科書」でCSSを学んだ後に勉強をすると、理解がしやすいでしょう。

この本の特徴は、ソースコードのサンプルが豊富に掲載されているため、実際に試しながらCSSを勉強することができます。

3.実践的にCSSを勉強するならWebサイトがおすすめ

CSS_デザイン

CSSを実践的に勉強したいならWebサイトを使って勉強することをおすすめします。

CSSをわかりやすく紹介しているWebサイトも多くあり、勉強するのに足りないことはありません。

Webサイトを使って勉強するメリットは、費用がかからないことやソースコードをそのままコピーして試すことができることです。

いくつかWebサイトでCSSを勉強できるサイトがありますが、これからCSSを学び始めるなら「サルワカ」を使うとよいでしょう。

このサイトには、CSSをこれから始める人に向けて必要な基礎知識やソースコードといったものが、わかりやすく紹介されています。

CSSの説明文に合わせて、その説明文の理解を助ける画像があるからです。

また、このWebサイトはCSSの勉強だけでなく、実践的なWebサイト作りにも使えるサンプル集が用意されています。

このサンプル集を参考にすれば、自分が作りたいWebサイトが作りやすくなるでしょう。

さらに、デザインの基本を学ぶことができるページもあるため、レイアウトやユーザーインターフェイスを学びたい人にも役立ちます。

CSSの勉強法まとめ

Webデザインの要であるCSSの勉強法についてスクール、書籍、Webサイトごとに分けて紹介をしました。

それぞれの勉強法によって、費用や時間が異なるため、自分にあった勉強法を選ぶとよいでしょう。

Webサイトを作る上で、表現の幅を広げることができるCSSは、勉強をしておくと役立ちます。

CSSを勉強しようか悩んでいる人は、CSSについて書かれた様々なWebサイトを読んでみることがおすすめです。

実際にCSSに触れると、思いの外楽しかったりして勉強が続くかと思います。

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プログラミングを独学で学ぶのは無理じゃない!経験者が解説 https://media-architect.co.jp/engineer/programming-self-study/ Fri, 29 Mar 2024 03:02:09 +0000 https://media-architect.co.jp/engineer/?p=1303 おすすめのプログラミングスクール【無料あり】エンジニアが解説!プログラミングスクールおすすめ5選

最近、パソコンだけでなくタブレットやスマートフォンの普及がすすみ、様座生アプリも開発され、プログラミングに興味を持つ人も増えているのではないでしょうか。

2020年からは小学校でプログラミングの授業も開始されます。

しかしプログラミングといっても、どのように勉強すればいいのか。

プログラミングを学びたいけれどスクールはお金がかかるし時間もないしまずどこから手を付けていいのかわからないという人も多いと思います。

今回は、プログラミングを独学で学ぶことはできるのか、無理なのかを、私自身の経験を踏まえてお伝えしていこうと思います。

プログラミングの独学は無理?

プログラミングの独学は無理なのか?

結論、独学は無理かというと、決して無理ではありません。

そもそも、このIT業界は、技術がどんどん進化していくこともあり、常に新しい言語を勉強し続ける必要があります

フリーの場合は好きな仕事を選ぶこともできますが、会社に所属して仕事をしていたりすると、新しい現場に入る場合にやったことがない言語を使うことになる場合もあります。

新しい言語を覚えていかなければ、仕事を選択する余地も減ってしまったりします。

そのたびにプログラミングスクールに行ったりできるのかというと、当然無理ですよね。

そうなると、少ない書籍から必要なものが得られる本を選んだり、サイトで勉強をする必要があります。

つまり、独学で勉強できないことにはやっていけない業界であるともいえます。

独学でできるすべを身に着けておくようにすれば、エンジニアになってからが楽ですよ。

ただ、独学のデメリットとしてよく言われるのは、「わからないときに教えてくれる人がいないこと」や「モチベーションが続かない」ことです。
うまく勉強できればいいですが、他にもやることがある中で時間を割いて勉強するというのは、本当に厳しいものがありますので、やる気を維持させるようにしましょう。

おすすめのプログラミングスクール【無料あり】エンジニアが解説!プログラミングスクールおすすめ5選

プログラミングの独学を無理なく行う方法

独学を無理なく行う方法

まずプログラミングを独学で学ぶ方法としては、書籍や参考サイトを見るという方法が一番にあげられます。

この記事を見ている人は、プログラミングスクールなどに通うのはちょっと・・・と思っている方だと思いますし、実際に会社に就職してしまうと、スクールに通う時間はありません。

ではどうするのか。

最近はたくさんのオンライン講座が出てきていますので、書籍とオンライン講座を駆使して勉強するのが一番独学の早道となります。

1.本を買う

まずは本を1冊購入してください。

サンプルが載っていて、実際に環境構築から構築できるものだと勉強がはかどります。

本を読むだけでは、実際にプログラミングはできません。実際に手を動かすとなると止まってしまうので、手を動かしながら勉強をするようにしましょう。

本は補助教材としても使用可能です。

おすすめの本については、以下を見てみてください。

[nlink url=”https://media-architect.co.jp/engineer/about-programming-book/”]

2.オンライン講座を利用する

もう一つの方法は、Udemyやドットインストールなどのプログラミングなどの学習サイトを使うことです。

基礎から、実際の作り方までを学ぶことができます。また言語の種類も豊富なので、自分のやりたいものが大体見つかります。

そして、サイトで学習しながら本を見るという同時に使用するやり方でやると、さらに効率よく勉強することができます。

プログラミングの独学を無理せず行える環境をつくる

独学を行える環境

独学のデメリットとしてわからないときに教えてくれる人がいないことモチベーションが続かないことをあげましたが、わからないところが多すぎると、だんだんプログラミングが嫌いになってしまうというのがあります。

お金と時間があるのであれば、まずスクールに通って勉強することはモチベーションの維持には良いことだと思いますが、私はお金と時間のない方でした。

そんな時の方法の一つとして、未経験で会社に就職して勉強するという方法もあります。

自己紹介にもありますが、私はサービス業界から未経験でIT業界に就職しました。プログラミングの知識としては、自分でホームページを作っていた程度です。HTMLがわかる程度、というほうがいいかもしれません。

そんな状況で就職できる会社があるのか。

実際、未経験から受け入れてくれる会社は少ないですが、探せばないわけではありません。

私のやり方としては、とりあえず未経験での就職先を探すために、リクルートのエージェントを利用しました。

エージェントを使用するメリットは、こちらの要望を詳しく聞き取ってくれるので、未経験で勉強させてくれるところを探したいという要望に合った会社を探してもらえるということです。

ネットだけの情報などでは、未経験OKでも本当にOKなのかが、面接を受けてみないとわからないことも多く、その点でエージェントの利用はよかったと思います。

就職活動から2か月で、未経験で就職し、その会社で最初の数か月は社内でプログラミングの勉強をさせてもらいました。

SESをメインにシステム開発を行っている会社です。その会社の社内で研修をし、その後実際の現場で研修するという、OJTにあたるものです。

社内で研修とはいっても、本で勉強しつつ、課題を解きながらわからないところを聞くというものですので、独学と同じです。

ただ、この「わからないところを聞くことができる」状況を確保できるのが大きなメリットだと思います。

人にいざとなった聞ける状態の学習環境を整えておけることは、モチベーションの維持が可能になります。

周りにいる人で一緒に勉強できる人がいるようであれば、一緒にやるのもおすすめですし、実際に仕事をしながら、その仕事の中で勉強していくのも独学の一つだと思います。

未経験での転職に関しては、下記の記事を参考にしてみてください。
[nlink url=”https://media-architect.co.jp/engineer/career-change-it/ “]

まとめ:プログラミングの独学は無理ではない

まとめ

いかがでしたか?

私自身がそうだったこともありますが、プログラミングの独学は決して無理ではありません。むしろ独学をすることに慣れておく方が、エンジニアになってからも絶対に得をします。

無理だとあきらめてしまわず、いろいろな独学の方法を試してみて、自分に合う方法を見つけることができれば、決して独学は無理ではありません。

がんばってみてください。

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Rubyは終わった?将来性と今後の展望をまとめてみた https://media-architect.co.jp/engineer/about-ruby-future/ Fri, 29 Mar 2024 02:31:04 +0000 https://media-architect.co.jp/engineer/?p=761 おすすめのプログラミングスクール【無料あり】エンジニアが解説!プログラミングスクールおすすめ5選

プログラミング学習者やプログラマ志望者にとって、どのプログラミング言語を選ぶかは大きな問題です。

数百もあるというプログラミング言語のうち、どのような言語が狙い目で、どのような言語に需要があるのか気になるところです。

その上、変化の激しいIT業界にあっては、求められる言語も時代によって変わります。

せっかくマスターしたと思ったら、「その言語はもう古い」などということになったら大変です。

そんな中、米国の求人サイト「Dice」による

消える可能性の高いプログラミング言語5選5 Programming Languages That Are Probably Doomed)」

で、将来性のないプログラミング言語のひとつとしてRubyが挙げられており話題になりました。

これについては日本では疑問の声も多かったようですが、近年「Rubyは死んだ」と言われることがあるのも事実です。

本当にRubyは消えてしまう言語なのでしょうか。この記事では、Rubyの強みと弱み、および今後の展望について見ていきます。

Rubyの概要と特徴

Rubyの概要と特徴

まつもとゆきひろ(“Matz”)氏が開発した日本発祥のオブジェクト指向言語です。

少ないコードで記述できることと、汎用性と柔軟性の高さから、多くの企業やサービスで採用されています。

Rubyで開発されたウェブサービスとしてよく知らているものとして、食べログ、Gunこosy、Airbnb、クックパッド、huluなどがあります。

Rubyの大きな特徴は、Ruby on Railsという優れたフレームワークを使えることです。

これによりアプリケーション開発において時間と労力を大幅に削減できるため、スピード感を重視するベンチャー企業、特にスタートアップ企業で幅広く採用されています。

また、「プログラミングを楽しむ(”enjoy programming”)」をコンセプトのひとつとしており、学びやすく、初心者に適していることも人気の理由のようです。

おすすめのプログラミングスクール【無料あり】エンジニアが解説!プログラミングスクールおすすめ5選

Rubyの将来性が不安視される要因

Rubyのランキング低下

冒頭にも書いたように、2019年7月末に公開されたDiceの「消える可能性の高いプログラミング言語5選」の中に、Rubyが入っており話題となりました。

同記事では、その理由として「過去18カ月間にTIOBEのランキングが9位から12位にまで落ちた(16位まで落ちたこともあった)」ことと、「Diceの過去1年間の求人データにおいてRuby関連の求人率が激減しており、2018年には56%も減少した」ことを挙げています。

しかし、数百もあるというプログラミング言語の中で、10位圏内から落ちたというだけで、「将来性がない」と決めつけるのは早い気がします。求人率についても、この記事の内容からだけでは、客観的な判断はできません。

ただDiceは以前からRubyに対しては否定的だったようで、2014年の記事「死の刻印を押された5つのプログラミング言語(5 Programming Languages Marked for Death)」でも「死ぬ可能性の高い言語」としてRubyを挙げており、その理由として「C系言語で育った人には、Rubyは習得しずらい」と指摘しています。

確かにRubyには構文や概念に独特の面があるようで、それを否定的にとらえる人もいるようですね。

しかし、逆にこれを評価する人もいますから、Rubyの特徴のひとつと考えるべきかもしれません。

おすすめのプログラミングスクール【無料あり】エンジニアが解説!プログラミングスクールおすすめ5選

Rubyの将来性や今後と強み、弱み

Rubyの強みと弱み

いかなるプログラミング言語にも強みと弱みがあり、ひとつの言語ですべてをカバーするのは不可能です。

Rubyにも当然、強みと弱みがあります。

Rubyの強み

強みは次のとおりです。

  • 高速開発が可能で、スタートアップに最適
  • 優れたフレームワーク「Ruby on Rails」の存在
  • コミュニティが活発
  • 特に日本人にとっては、日本語での情報が豊富にあり、対処法を見つけやすい

Rubyの弱み

逆に弱みとしては次のようなものがあります。

  • 処理速度の面で他のプログラミクング言語に劣る
  • 大規模システムの開発には、開発と運用の安定性が高く実績もあるLAMP(Linux、Apache、MySQL、PHP)が採用されることが多く、RubyよりもPHPが主流となっている。
  • ビッグデータやAI関連に弱い

このように見ると、Rubyは大規模なシステムはあまり得意ではないかもしれませんが、それは「Rubyでは大規模開発ができない」ということではありません。

ただやはり、圧倒的にスタートアップの方が向いている、ということは言えるでしょう。

Rubyの今後の展望ですが、TIOBE Indexと並び広く利用されている、米国調査会社RedMonkによるプログラミング言語ランキング(The RedMonk Programming Language Rankings: June 2019)によれば、2019年6月期のRubyの順位は8位で、10位圏内に入っています。

また、Ruby on Railsの利用により短期間での開発が可能であるというRuby最大の特長は、今後もIT分野などで重要視されると思われ、特にスタートアップ企業でのRuby採用は続くと考えられます

特に日本では、Rubyがもともと日本で開発されたこともありRubyの人気は高く、今後もさまざまな企業やサービスで採用されることが期待されます。

おすすめのプログラミングスクール【無料あり】エンジニアが解説!プログラミングスクールおすすめ5選

Rubyは人気が低下しているが需要はある

これまで述べてきたように、Rubyの人気は高く多くの企業で採用されています。

そのため需要は引き続きありますが、一部では人気が低下しているのも事実です。

個々人で有用性を判断したうえで、Rubyについて学習するかどうかを決めましょう。

Rubyは将来性のある言語

Rubyは今後も需要が見込まれる

現在、プログラミング言語は数百種類あるといわれています。そのうえ、新しい言語が次々と開発されています。

その中でRubyは確実に一定の地位を獲得しており、一時期ほどの人気はなくても、今後も採用される見込みは大いにあると考えられます。

確かにRubyにあまり向いていない開発分野もありますが、逆にWebサービスを高速開発するならRubyは間違いなく選択肢に入ります。そのようなはっきりとした強みを持っていることは、他言語との差別化を図る上で重要なファクターとなるでしょう。

特に日本においては、もともとRubyが日本で作られたこともあって親和性が高く、今後も高い需要が続くと考えられます。

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